第52回 | 2023.06.08

”おこめほり”レポート 令和5年6月号 ~おこめ、うえました!~

去る2023年6月3日(土)、ついにおこめほりプロジェクト“田植え編”を開催しました!

台風2号の影響による前線の活発化により、天気予報は二転三転、スタッフは開催週に入ってから気が気でない日々が続いておりました…なんとか天候が回復しそうな見込みも出てきたため、予定より時間を遅らせ午後からスタートで無事開催と至りました。

初めての試みな上、直前での予定変更でオペレーションもバタバタ、参加者には連絡も直前で行うなど、多少ご迷惑もおかけしてしまったかもしれません。。申し訳ございませんでした。

ただ、いざ現地行ってみると、昼前に到着した段階でちょうど雨はやみ、準備を進めて参加者が集まるタイミングには晴れてきました!今回ご協力いただいた金次郎米の生産者である「おだわら清流の郷」が育てたお米で作ったおにぎりや、目の前の畑から収穫した野菜の入った豚汁をたべ、作業の説明をしつつ、まずは腹ごしらえです。

稲を田んぼまで運び、稲の植え方など、やり方をレクチャーして、いざ田んぼへ入場!

足がとられる方、続出。田んぼの中でカメラなんて構えてられたのは一瞬でした笑 田んぼの端から端までロープを平行に張り、等間隔で付いているメモリに沿って一人5~10程度のメモリを担当しながら30~40cmずつバックして苗を植えていきます。

まぁまぁまずはやってみよう、ということで、1ライン、2ラインとやってみます!

む、む、難しい。足は取られるは、腰歪めっぱなしだは、子供はしがみつくは笑 参加した皆さん、2~3ライン終わって、後ろを振り向き、残りの距離を見て不穏な空気が流れます笑

足を踏み入れた以上、とにかくやるしかない!もくもくと作業を進めていくと、4分の1を過ぎたあたりから、皆も慣れが出始め、次第に田植えを楽しむ会話も。スタッフ参加した社員も、参加者より広い持ち回りをみな鼓舞しながら頑張っていました。これぞ、現場主義を標榜するコンサルタントの鏡だ!笑

そんなころ、素敵な出会いが。「何してるんですか~?撮影していいですか~?」の声。小田急線を撮影しにきていたプロカメラマン武川健太様(https://www.instagram.com/mukawa_kenta/)から、この原風景たる光景は何だと、お声がけいただき、撮影してもらうことに。

後半戦はみな慣れてきて、皆鼻歌交じりにペースも上がってきました!

ということで、およそ7畝の田んぼ1枚を総勢18名、1時間20分程度で田植えが完了しました!実際にみな時計もスマホも持っていないため、「え、どのくらいたった?!」という声がちらほら。終わってみるとあっという間?でしたね!

おこめほりのおまけに隣にある畑のジャガイモ掘りやダイコンの収穫も一緒に体験してもらいました。「おだわら清流の郷」から今が季節の青梅のお土産まで!

この度のおこめほりプロジェクト“田植え”版、参加者の皆様にご満足いただける企画となっていれば幸いです。生育の様子も情報発信していきますし、稲刈りもこうご期待ください!

なにより、自分たちで植えたお米を自分たちで刈って食べるまでがプロジェクトです。まだまだ続きますよー!

また、水田の準備や食事の手配などご協力いただきました「おだわら清流の郷」(+奥様方)の皆さん、撮影して頂いた武川様、周知・広報頂いた店舗スタッフはじめ関係者各位、ありがとうございました!そしてお疲れ様でした!

 

さいごに、企画の発端は息子に田植えをさせてやりたいとのことで始まったプロジェクトですが、田植え前日に体調を崩して泣く泣く不参加、、ということで、稲を少し持ち帰り、お家でおこめほりを行いました。

泥の中まで手を突っ込むのが嫌みたいで、なかなか手こずっていました。田んぼに連れて行ったら、それはそれで大変だったかもしれない笑

息子よ、稲刈りはしっかり体調整えて臨もうね!私も声がでず、スタッフに迷惑をかけたので、親子ともども次回は万全の体調で臨みます…


主任研究員 片瀬 冬樹