第47回 | 2022.09.29

第12回農業Week 弊社出展サービスのご紹介

来月10月12日㈬~14日㈮の3日間にかけて開催される第12回農業weekに、弊社、株式会社流通研究所が出展します。

農業weekとは、農業資材、スマート農業製品、畜産資材、6次産業化製品や関連サービス企業450社以上が千葉県幕張メッセに集い、自社の製品・サービスを紹介する展示会です。毎回、農家や農業生産法人はもとより、農業を支援する行政、農業資材・機器メーカー、食品業界など幅広い方が来場されています。

弊社は6次産業化EXPOに展示ブースを構え、各種支援サービスをご紹介する予定です。今回は、弊社が農業weekでご紹介するサービスについてご説明します。

①農産物直売店を活用した販売支援

弊社の特徴は、何といっても実際に農産物を販売していることです。
横浜市内で農産物直売所を経営しているほか、神奈川県内の量販店で地場産の特徴ある農産物を販売しています。日頃から『特徴ある地域の農産物』に親しみのあるお客様にご利用いただいており、こうした販売店舗・ネットワークを活用した「テストマーケティング」や「市場調査」、「ブランド化支援」を展開しており、新たな商品開発や既存商品のブラッシュアップなどをご支援しております。展示会では、こうした農産物を販売しているからこそご提案できるサービスをご紹介する予定です。

弊社直営の農産物直売所「やさいや金次郎」(横浜市青葉区)

②経営改善・産地育成支援

弊社では、新たな技術や栽培品目の導入など、時代の流れに応じた産地育成や事業計画作成などの経営改善支援、卸売市場や農産物直売所など農業関連施設の整備支援、開業支援、管理運営体制の構築支援を多数手がけてきました。こうした経験を活かし、ソフト/ハードの両面から農業関連事業の改善・推進をご支援するサービスをご提案いたします。具体的には、直売所や農産物加工施設などの施設改修(ハード)と、それらを活用した販路開拓・農業振興のあり方の検討・推進(ソフト)を両面で捉えた経営改善・産地育成支援をご紹介する予定です。

③農業参入支援

弊社が出資する関連企業に「株式会社おだわら清流の郷」という農業生産法人があります。「株式会社おだわら清流の郷」は、神奈川県小田原市において高齢化が急速に進み地域の営農の存続が危ぶまれる状況にあった平成25年、当時の弊社代表取締役が中心となって、地域の生産者と協議を重ね、稼げる農業、次世代の担い手育成を実行するため、農業生産法人として設立されました。こうした経験を活かし、新たなに農業ビジネスを興す企業様をご支援するサービスを展示いたします。具体的には、農業参入に係る支援(要件整理、事業計画作成支援など)、受入地域等のリサーチ、栽培品目や販路まで見据えた参入プランの策定・伴走支援などをご紹介予定です。

④農畜産関連製品・サービスの産地普及支援

弊社は全国各地で業務実績を有しており、各地のローカルネットワーク・知見を活用した農畜産関連商品・サービスの産地普及支援をご提案します。貴社の製品・サービスの需要が見込まれる栽培品目や地域等の調査をはじめ、産地関係者等を対象としたマッチング、商談会・現地実演会の企画・実施などを展示予定です。また、近年重要性が高まりつつあるスマート農業や環境負荷軽減技術などを地域に実証的に導入し、その効果を測定・普及していくご支援もご提案します。単なる売り込みのサポートではなく、地域農業の課題解決・振興に繋がるビジネス機会の創出を目指したサービスを展示いたします。

⑤アグリビジネス総合サポート

①~④以外にも、特定品目・地域やトピックに着目したスポットリサーチ、モーダルシフトや集出荷・加工整備も含めた農畜産物物流改善・構築支援、グリーンツーリズムや農福連携、ジビエの利活用など地域資源を活用したローカルビジネス支援をご提案します。

その他、お客様独自の課題についてもカジュアルにご相談いただける機会ですので、一次産業専門のコンサルタントとして豊富な実績をもつ弊社ブース(6次産業化EXPO内)にぜひお越しください!

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副主任研究員 上野 達郎